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久保田 知子 副院長 & 菊竹 啓貴 院長

TOMOKO KUBOTA & HIROTAKA KIKUTAKE

2人の歯科医師がお口の健康をトータルサポート。予防中心の歯科医療で健康と健口を叶える

神奈川歯科大学卒業。首都圏各地の歯科医院に勤務し、難症例を含む幅広い診療に取り組む。分院長などを経て、2017年3月に『菊竹歯科医院』を開設。

久保田 知子 副院長 & 菊竹 啓貴 院長

久保田 知子 副院長 & 菊竹 啓貴 院長

菊竹歯科医院

港区/芝/赤羽橋駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●矯正歯科

質の高い歯科医療を提供し、一生涯のお付き合いを

久保田 知子 副院長 & 菊竹 啓貴 院長

父が歯科技工士をしていたため、小さな頃から医療に興味を持っていました。父の背中を追うように兄は歯科技工士を目指し、私は歯科医師になる道を選びました。歯の詰め物や被せ物の製作を担当する歯科技工士は「黙々と作業する」イメージがありますが、歯科医師は患者さんとコミュニケーションを取りながら治療を進めることが大事になります。もともと私は話をすることが好きで、人と接する仕事をしたいと考えていましたから、歯科医師のほうが性に合っていると思ったのです。
大学卒業後は東京や埼玉など各地の歯科医院で診療にあたり、高い技術が求められる難症例の治療や訪問診療なども経験しました。その後、東京タワーを間近に望む港区芝エリアに『菊竹歯科医院』を開いたのが2017年でしたから、この場所で10年近く診療を続けていることになるでしょうか。開業医となった今も学び続ける姿勢を忘れず、より充実した歯科医療を提供できるよう努めています。

予防歯科中心の「笑顔で通える歯科医院」を目指して

久保田 知子 副院長 & 菊竹 啓貴 院長

勤務医をしていた頃は1日に何十人という患者さんの診療を担当し、開業当初も診療の中心はむし歯を削って・詰めてといった「治療」がほとんどでした。しかし悪いところを治すだけでは同じ歯が再びむし歯になってしまったり、同じ治療を繰り返すうち最終的に歯を失うことになったりすることも少なくありません。このため当院は治療から予防へと軸足を移し、お口の健康から全身の健康づくりをお手伝いしたいと考えています。
歯科医院を受診する最初のきっかけは「痛い」「しみる」などの症状であることが多く、何らかの症状がある患者さんは皆さん、つらそうな面持ちで来院されます。一方で、何も症状がないときから定期的に歯科医院に足を運び、お口のよい状態を維持することができれば、歯のことで苦労するようなことはないでしょう。私たちは定期的なメンテナンスによってお口の健康をサポートし、つらい思いや痛い治療をしない「笑顔で通える歯科医院」でありたいと思っています。

健康と健口を叶えるため、小児期の「発育誘導治療」に注力

久保田 知子 副院長 & 菊竹 啓貴 院長

「健康は健口から」と言われるように、お口の健康は全身の健康につながっています。こうした考えのもと、当院ではさまざまな角度から患者さんの健康づくりをお手伝いしており、中でも力を入れているのが小児の発育誘導治療です。成長段階にあるお子さんであれば、患者さんに大きな負担をかけずにお口の健康と全身の健康を叶えられる可能性が高まるからです。生涯虫歯にしないために、1歳までに歯科医院で適切な説明やフッ素塗布を受け、3歳までに虫歯にならなければ乳歯で虫歯になることがほぼなく、6歳で虫歯がなければ96%は虫歯ゼロが達成でき、7歳でなければほぼ虫歯になることを回避できるのです。
最近のお子さんは顎が小さくなったり、お口の中で歯がきれいに並ばないケースが増えてきました。また幼少期からの指しゃぶりや姿勢の悪さから口呼吸になり歯並びが乱れ、アレルギー体質や花粉症などの要因にもなっているので大人になってから矯正治療を受けるのではなく幼少期から予防が大事なのです。そうした事態を未然に防ぐため、当院ではお子さんたちの顎の成長をサポートする「床矯正」にも力を入れています。小児期における治療は、骨がやわらかいために痛みが少なく、歯が動きやすいなどのメリットがあります。また大人になってから矯正治療をする場合も、抜歯をせずに治療できる可能性が高まります。当院では子どもたちに適した栄養指導、正しい姿勢を身につけるためのアドバイスを行うこともできますのでお気軽にご相談ください。

高い専門性を持つ歯科医師が連携し、お口の健康をトータルサポート

私は歯科医師になって20年以上が経過した今もセミナーや勉強会に参加し、知識や治療技術の向上に努めています。できるだけ天然歯を残せるように、できるだけ体にやさしい治療ができるようにと考えて自己研鑽に励み、治療の際も複数の選択肢をご提案できるようにしています。たとえば何らかの理由で歯を失ってしまった場合、一般的な治療法として入れ歯(義歯)、ブリッジ、インプラントがあります。これらに加えて当院では、ご自分の歯を移植する方法(歯牙移植)をご提案することができます。またむし歯を削る場合は最小限の量にとどめ、大切な歯をできるかぎり残すことを大事にしています。
最近は予防意識の高まりもあって、お口の不衛生によってむし歯になる患者さんはずいぶん少なくなりました。その反面、歯を食いしばって亀裂が入り、そこからむし歯菌が侵入するケースが増えているのです。この場合、むし歯の原因は「一部の歯に過度な負担がかかっている」ことですから、当院では根本的な問題を解決するために矯正治療をご提案することもあります。また、歯周病はむし歯の治療と違い、歯周病の原因となる細菌はクリーニングなどにより減少することはあっても0にすることはできないものです。しかしながら昨今は遺伝子検査が可能な時代となりました。研究機関に自身の細菌を送ることにより原因菌の数を特定し、それに基づいた治療を行い、実際に行った効果があったかどうかを確認する、まとまった治療法があります。歯周内科治療を検討される場合には事前にかかりつけ医に確認されると良いでしょう。
このほか当院では、歯科治療の効果を高めたり、さまざまな病気を予防したりすることを目的に、薬膳・栄養療法を行っています。久保田先生は歯科に加えて栄養学の知識も豊富ですから、お一人お一人に適した栄養のとり方をアドバイスすることができるでしょう。

これから受診される患者さんへ

診療の際は患者さんの痛みや苦痛に配慮し、皆さんに笑顔でお帰りいただきたいと思っています。痛みの軽減という点においては麻酔の注射を慎重に行うことはもちろんですが、痛みを伴うことが予想されるなら「治療をしない」ことも選択肢の一つです。歯ぐきが腫れて出血しているようならば、お薬を使って症状を落ち着かせたうえで治療に入るなど、「様子を見る」ことも一つの治療だと考えています。
当院では歯科治療にまつわる「痛い」「怖い」を取り除くことで、「あそこならば行ってみよう」と思っていただけるような歯科医院を目指しています。定期的にお口の状態をチェックしていれば、いざというときもスムーズかつ最小限の治療を行うことができますので、何か症状があるときも・ないときも歯科医院に通う習慣を持っていただけたらと思います。歯医者で嫌な思いをされたお子様も最初は医院の雰囲気やなれるところからスタートするのでご安心ください。

※上記記事は2025年3月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

久保田 知子 副院長 & 菊竹 啓貴 院長 MEMO

  • 出身地:千葉県
  • 出身大学:神奈川歯科大学
  • 趣味:サッカー(現在もプレイ中)
  • 好きな本:三国志
  • 好きな場所:海
  • 好きな言葉・座右の銘:「松柏之操」

久保田 知子 副院長 & 菊竹 啓貴 院長から聞いた
『歯牙移植』

入れ歯・ブリッジ・インプラントに代わる第4の治療選択肢

歯根嚢胞(しこんのうほう)や歯根破折(しこんはせつ)などで奥歯を失ってしまった場合には、その歯を補うための治療が行われます。一般的な選択肢として入れ歯(義歯)、ブリッジ、インプラントの3つがありますが、体に人工物を入れるのは避けたい、ご自分の歯を大切にしたいという場合には、歯の移植(歯牙移植)を行うことも可能です。

歯牙移植とは、親知らずや矯正治療時に抜歯した歯(小臼歯)を欠損部に移植する治療です。人工歯ではなく天然歯を用いることで移植後も安定しやすく、ご自身の感覚のもとにものをかめるなどのメリットがあります。一方で歯牙移植は前歯には適応できず、複数個所の施術が必要な場合はしっかりかめるまでに数か月かかる場合があります。歯牙移植を検討される場合は、事前にかかりつけ医に確認などされるとよいでしょう。

グラフで見る『久保田 知子 副院長 & 菊竹 啓貴 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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